なつのおもいで

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夏...と言えば、川でしょ。
というくらい、わたしは昔から、夏は川です。

夏に海に行った記憶のほうがあまりなく、母方の田舎が長野なだけに、やっぱり山の中の川で遊んだ記憶しかありません。

大きくなってから...付き合いで海には行くものの、何が楽しくてこんなに暑くて人がウジャウジャいて、ベタベタするぬるい海水に浸かって、砂でザラザラする体にならなきゃいけないのかと思ってました。
それから海は見るもの、と決めてます。

今はもう、川に入ることはないけれど、川岸で少しだけ足をつけたりします。
そうするだけで、キーーーンと体が冷たくなって、シャキッと涼しくなる...
この感覚こそが夏の風物詩です。

そのわたしの田舎は、長野県の木曽郡というところ。
日本三大美林の赤沢美林がある国有林が広がる、緑溢れる場所です。
ヒノキが有名で、そのヒノキで作った漆器も有名です。
近くには夏でも雪が残る神の山、御嶽山や、長野県の南北に広がる中央アルプスの麓になっています。

幼少のころは...
家族みんなで集まって、近所の川に夕飯バーベキュー。
深い山に囲まれた地域なので谷になっている川。
ケモノも降りれないような場所を、こわいよーと言いながら川岸まで降りて行きます。
先頭は決まっておじいちゃん。おじいちゃんは漁業組合の組合長さんだったりもしたので、一帯の川については熟知しています。

ガサガサ...と草木が生い茂った崖をゆっくりと降りて行くと...
一面に白い大きな石がごろごろと転がっている河原にたどり着くのです。

木曽川は長野県の国道19号沿いにずっと流れている川です。
うちの田舎の近くの木曽川は、石が白く、大きく、広くなっている箇所がいくつかあります。
そういったところでバーベキューをするのですが、この川がまた危険。
近くにダムもあるのと、大きくゆっくり流れる深い川。警報が鳴ると、川から出てすぐに来た道を急がなくてはなりません。

濃い緑色の緩やかな流れはフェイクで、少しもぐるとそこは激流。
見た目が緩やかだからと、深い方へ泳いで行くのは命取り、ということを幼少の頃から知っていました。
子供達が泳げて、大人たちがバーベキューを楽しめる場所を選ぶのも大変。
場所が見つかっても、なかなか荷物をもって絶好ポイントに降りるのは大変。
わたしたち家族がバーベキューを楽しんでいた場所は、地元の人でも困難な絶好ポイントだったのです。

その木曽川ですが、うちの田舎の近くに面白い伝説がある場所があります。
寝覚の床という場所です。
浦島太郎が龍宮城から戻り玉手箱を開けたところ、たちまち300歳の老翁の姿に変わり、夢から覚めたという伝説から寝覚の床という名前がついた場所。


動画を観れば解るように、切り立った岩は昔流れが速かった頃、大きな石が流れてきてガリガリと削られながらできたもの。
結構な高さがある名所です。

中山道で有名な昔ながらの街道が残った場所もある、木曽郡は避暑地としてもおすすめです。


というわけで、今週末はお盆も兼ねて長野ですよ!


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