Mさんは、まだ自分が大学生だったころ、普段乗っていたCRM(Ⅱ型、まだ21インチでした)でサーキットデビューした頃の知り合いです。
サーキットなんて走ったことのない僕は、いつも友達と一緒に走りに行っていましたが、それでもやはりドキドキものでした。
そんな時、年上のサーキット慣れした知り合いというのはとても心強かったことを覚えています。
Mさんはその後モタードを離れ、元々好きだったロードレースに戻り、現在は筑波サーキットでGOOSE350を走らせています。
そんなMさんのレースを応援に行ってきました。

大会名は筑波ツーリストトロフィーというレースで、一日に予選と決勝のみの2回走行します。
今回、予選では2番手につけたMさん。
1番は同じGOOSE350に乗る選手で、車種のレコードホルダーだそうで、1周が1分8秒台のタイムを持っています。
対してMさんのベストタイムは1分9秒台。8秒は未知の領域です。
また3番手の選手はベストタイムが7秒台で、いつも筑波を走りこんでいる方。
今回はマシンのセッティングが決まらず不調なようですが油断はできません。
決勝の作戦は、スタートでなんとしても前に出て、予選1番手の選手を抑えること。
タイムで負けている以上、前に出られたら追いつくことは難しいでしょう。
勝つためにはなんとしても1コーナーを先頭で回る必要があります。
スタートの合図となる日章旗が降られ、各選手一斉に1コーナー目掛けて突っ込んでいきます。
よく見ると、予選1番の選手は若干スタートを失敗して出遅れている!
対してMさんは絶妙のスタート!!

見事に1コーナーをトップで駆け抜けたのはMさん!
チームみんなでガッツポーズしたのは言うまでもありません。
そのまま1周してホームストレートに帰ってきたのは、Mさん、1番手、Mr.Tsukubaの順。
その後1コーナーでイン側から抜きにかかる1番手ですが、アウト側からがっちり被せてトップを守るMさん。
さすが椿の黒ガンマ@バリバリマシン!!気持ちの強さが違います。

レースはMさんvs1番手の構図で、その少し後をMr.Tsukubaが追う展開になりました。
暫くは
最終コーナー立ち上がりから1番手が並んできて、1コーナーでインを狙う!が、アウトから被せて抑える!!
が続いて精神的にもキツイ展開だったと思います。
しかし、12周で争われるうち8周がすぎたころ、だんだん1番手のプッシュが控えめになってくる。
抜けずに後ろを走っているうちにペースが合ってきたのかと思いきや、タイムを見るとMさんが8秒台で走ってる!
しかも8周、9周と重ねるうちにコンマ何秒でさらに刻んでいく。
これはペースが合ってきたのではなくて、ついていけなくなってきている!?

「転倒だけはしないで!!」チームみんながそう思ってホームストレートに戻ってくるのを待っていた12周目。
最終コーナーをトップで立ち上がってきたのは・・・Mさん!!!
見事トップでチェッカーを受け悲願の初優勝!!!
さらになんと最終12周目のタイムは8秒190!!!
後で分かったことですが、このタイムはGOOSE350のコースレコードを更新したそうです。
ピットに戻ってきたMさんの目には既に涙が。
もちろん応援していたみんなも涙目TдT
思えば、年末のTRS(Mさんのチーム)の忘年会に呼んでいただいて、その後直ぐには帰れない僕に付き合ってくれて、二人で平塚で飲んだときに、もっとタイムを詰めるべくサスペンションのセッティングについて真面目に語って。
今回、Mさんなりに良いと思った方向にセッティングを変更してきて。
その結果の優勝、そして生涯初の優勝だと思うと、感動もひとしおです!
ホントにかっこよかったです!
おめでとうございました!

といういきなりガチなレースレポートな今回。
え?よくわかんない?
そんなこと言われても今年はちょいちょいこんな記事が混じっちゃう予定だもんねー。
まぁ、7つもある記事のうちのひとつくらいよく分かんない世界の話でもいいじゃないですか。
もしかしたら、我慢して読んでるうちに、知らなかった世界が開けるかもしれ・・・・・ないですかね、やっぱ。
(表彰式の写真以外はこなっとさんから頂きました。ありがとうございました。)

































