#021 青い春と白い自転車 黒い髪と茶色いギター


先週の木曜日。
自転車で帰宅中。

わたしのどこかから
「プュシュゥゥゥゥゥ」
という音が聴こえる!


と思っているあいだに
自転車の後輪の空気が全てなくなりました。

いわゆるパンクです。
でも問題ない。
こんなことで慌てたりはしない。
カズオはもう大人。
落ち着いて対処する。


家まではもうすぐ。
家の近所には自転車屋さんがある。
これしきのことで「ああ~不運だ~」なんて思わない。


だけどそのとき気がついた。
木曜日は近所の自転車屋さん、定休日。

いつもそう。
わたしの自転車が異常をきたすのは大抵木曜日。
「やっぱり不運かも」と思った。


でも大丈夫。
うちには自転車がもう1台ある。
(よくチェーンがはずれるあいつ)

明日はそれに乗って外出して
夕方、パンク号を修理に出せばいい。



木曜日だった昨日から見て明日な今日の金曜日。
チェーン号(語呂悪い)で帰宅中。

家まではもうすぐ。
そして近所の自転車屋さんに行くことを思い出すカズオ。

とその時
チェーン号のチェーンがはずれた。
すぐさま「不運!」と思った。


でも大丈夫。問題ない。
カズオはもう大人。
落ち着いて対処する。


その足で(というかチェーンのはずれたチャリで)
近所の自転車屋さんへ向かう。
チェーンのはずれたチェーン号をメンテナンスに出す。

その間にカズオ号(すなわち徒歩)で自宅へ戻る。
パンク号を連れて近所の自転車屋さんへ向かう。
パンク号を修理に出す。

チェーンがビシっと張られたチェーン号で自宅へ戻る。
もう一度(というか三度目だけど)カズオ号で自転車屋さんへ向かう。
後輪に空気のビシっと入れられたパンク号で自宅へ戻る。



そんな感じで相変わらず不運な自転車ライフを送っているカズオRですこんばんは。


ところでカズオRは不運を売りにしていたはずなのに
近ごろあまり不運じゃないので(幸運でもないけど)
「ある意味それが不運」と思っていましたが
やはり不運であるというのはあまり喜ばしくないことですし
久しぶりの不運を文章にしたところ単なる平凡な日常の記録にしかならなかったので
これからは不運でないことを不運だなどと思わずに
むしろアンチ不運で暮らしていきたいと思います。


さようなら、不運なわたし。
また会う日まで。




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