「髪の毛」と「子役」

今回は前提(仮説)に基づいたうえでの本編です。


<前提>
人間は皆平等に髪の毛を作る素の量が決まっていて、それを生まれた時からどのペースで使うかによって途中で枯れてしまったり枯れなかったりするのかが決まる。例えるなら、それぞれがダムを持っています。そのダムに貯蓄している水の量は同じで、その水を人生の長さを鑑みバランス良く放流する的な考え方。
※この時点で意味不明な方はカズオRか大坂ア・ラ・モードへどうぞ。

<本編>
生まれた時は髪の毛ダム満タンです。ここから少しづつ放流という形で生やしていきます。人間は自分に甘い生き物だから、まだいっぱいあるじゃんということでバンバン放流して使いたくなります。とういうことは若いうちはフッサフサ。ここで更に調子に乗る思春期が訪れ、やれパーマやら脱色やらなんなら剃り込みやらとやりたい放題。つまりダム放流口にダメージを与え続けて当初の予定より多めに放流してしまうことに。やばい、予定より残りが少なくなってきた・・・。やがて思春期が終わり分別の付く大人になります。ただ時すでに遅く、中年に差しかかるころには深刻な水不足に!もうダムの貯蓄量は残り少ない!さあ大変ということでまずは取水制限をしましょう。これで少し延命できたけど放流する量は激減。途中育毛剤という恵みの雨を降らす努力はしてはみるが、結果空しくダムの底という名の頭皮が露になってしまいました。

この話の流れ、いわゆる「子役」あてはめてみると見事に一致する。
10歳にも満たない子供がふとしたきっかけで子役として大当たり。子供としての可愛さという刀を全開に振り回し人気はうなぎのぼりに。もう周囲はチヤホヤちやほや持ち上げまくり。そのまま調子に乗る時期が訪れ、やれ仕事に文句言ったり横柄な態度を取ったりとやりたい放題。やがて子供としての可愛さという刀が通用しない時期が訪れます。ただ時すでに遅く、子供としての可愛さオンリーで過ごしてきた子役はそれ以外にセールスポイントがなく仕事激減。さあ大変ということで急に芝居の勉強をしたり歌を歌ってみたりと芸風を変えてはみましょう。これで少しは延命できたけど需要は相変わらず激減中。途中最後の切り札とばかりにヌードを出しては見るが、結果空しく芸能界に居場所は無くなってしまいました。

おお、なんと見事なシンクロ具合。

で、結局何が言いたかったかというと人生を考えるときには長い目で見て考えようってこと。目の前の甘い蜜はどうしたって吸ってしまうものだし据膳食わぬは男の恥なんても言うけどね。髪の毛は若い時に少しだけ大事にケアをしてあげれば良かったし、子役の場合は初期段階から芸を身に付けてれば長い芸能生活が送れたかもしれない。70歳になった自分の為だけを考えるあまり今がまったくのスカスカで人生に彩りが無いっていうのも良くは無いけど、ほどほどにして先を見据えましょうと。

要は、大器晩成ってことね。

話の意味、分かった?

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